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LGBTの"生産性"

杉田水脈衆議院議員によるLGBTに対する発言が波紋を呼んでいます。 LGBT"生産性"発言 すでに社会を賑わせているニュースでいろいろな意見を聞いた方も多いでしょうが、どうしても僕からも一言言わせてほしいです。 一言で言うと「 まだそんなこと言ってんの? 」 という言葉に集約されます。時代錯誤も甚だしいです。呆れて正直これに真面目に物を言うのも馬鹿らしいですが、まだまだこういう人がいる以上声を上げ続ける必要があると感じたので僕なりの意見を書かせてもらいます。 僕自身はヘテロセクシュアル(異性愛者)ですが、大学生の頃からLGBT(主にゲイ)の友達が出来始め、シンガポールに留学していた時の仲のいい友達はゲイが多いですし、現在台湾でも職場の半数がLGBTの当事者で、よく遊ぶグループもLGBTの当事者の人ばかりで、もう日常の一部となっていて特にゲイだからレズビアンだからと言って何も思いません。 ただ、今振り返ってみると大学生で初めてゲイの友達ができたときは「ゲイだから襲われないかな?」と誤った解釈をしていたこともあります。 そう、今回の杉田議員や、社会一般にLGBTに対して偏見を抱いている人の問題。それは明らかにに「 知識不足 」だと思います。 一人でも身近にLGBTの友達がいる人はわかると思います。彼ら彼女らはごく普通の人間です。杉田議員が発言したような異常な人でもなんでもありません。ただ性的指向(好きになる人の性別)が同性であったり、性自認(自分を男と思うか、女と思うかまたはそれ以外)が所謂”一般の人”と違うだけでなんの問題もありません。 ただの知識不足なのに、流言飛語を信じ世間に間違った情報を発信する方が僕はよっぽど”異常”であると思います。 そして杉田議員の発言の中でも特に話題となったのが”生産性”という言葉。 彼女が何を持って生産性と発言したかはわかりませんが、文脈からすると子どもが産めないということを示唆しているのは明白です。今の世の中において子どもを持たないという選択をすることに何も問題がないと思いますし、そういう夫婦も実質増えていると思います。 しかし、ながらそういう背景は抜きにして、生物学的に子どもが産めないことにのみフォーカスして生産性うんぬん語るのは本当にずるいというか、そこを批判