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新入社員と過ごした1ヶ月

新入社員のお手伝い係

日本では新入社員が入社してはや1ヶ月が経とうとしています。

台湾では通年採用なので、新入社員が一斉に入社するということはあまりありませんが、今年はタイミングが重なり3人の新入社員(転職も含む)が4月から入りました。


そして僕はその3人の新入社員のお手伝いを担当することになり、これまで約1ヶ月割と新入社員の近くで過ごしてきました。

そんな僕が新入社員と接する上で気を付けたことを今日は書きたいと思います。



心理的不安を取り除く

僕が何よりも心掛けたのは新入社員と積極的にコミュニケーションを取ること。

何もない状況でも話しかけたり、一緒にランチを食べたりと出来るだけコミュニケーションを取る機会を作ることを心掛けました。

毎朝30分程度業務の進め方の説明や、昨日の振り返りや今日の予定を確認するMTGを設定し、その中で今困っていることやわからないことに対する質問などをする機会を設けました。

皆さんも経験あると思いますが、新入社員というのはとにかく不安がつきまとっています。

その不安の1つひとつを丁寧に取り除いてあげることは非常に重要だと思います。


セキュアベースという言葉がありますが、これは新入社員に限らず社員全体に共通して必要です。しかし今回は新入社員の視点からセキュアベースについて考えて行動しました。


セキュアベースについて↓
セキュアベース(安全基地)って何? その効果と、ビジネスの場での活用法について




新入社員を雑用として使わない

もう一つ意識したことは、いきなり仕事を与えないこと。

忙しい会社であればすぐに色々と仕事をお願いしてしまいがちではないでしょうか?

新入社員にもやってほしい仕事はいろいろあるかとは思いますが、いきなりあれやこれや指示してもよっぽど経験があるとか要領がいいという人でなければ難しいと思います。


それであれば、最低限やってほしいことや勉強してほしいことなどタスクを与えつつ、それが終われば労働時間が8時間になっていなくても早く帰ってもらった方が精神衛生上良いと思います。


僕は実際に夕方近くなると何もやることなかったら帰っていいよーという風に毎日言い続け、早く帰ってもらいました。

新入社員で人間関係も構築されていない状態であれば会社にいるだけでかなりのストレスがかかっていると思います。

こういう言い方するのもあれですが、正直新入社員が6時間働こうが8時間働こうが業務量としてはそんなに変わらないと思います。


無理に初めからストレスをかけずに、この会社で働くことは心地よいと思ってもらえるような環境を作ることは大事かなと思いました。

会社のために働かせるのではなく、働いてもらうために心地よい環境を作るということは非常に大事だと思います。

実際に1ヶ月も経つと自然発生的に様々な仕事をこなしていくようになって自然に仕事になれるので初めから過度なストレスを与えるのは良くないと思いました。


ブラック企業は淘汰される

今でもニュースではブラック企業という言葉を良く耳にします。

しかし、僕はそのような企業は遅かれ早かれ淘汰されると思います。
誰もそんな企業では働きたいと思わないし、そんな無茶苦茶なビジネスモデルでは成り立たなくなるような時代がすぐそこまで来ているからです。

そのような状況の中ではいち早くホワイト企業として会社の制度を改め、社員への待遇を良くすることが必要になると思います。

ホワイト企業は何かというと、社員を大切にしてチャレンジする機会を与えてくれる会社だと僕は思っています。


今回、新入社員のお手伝いとして仕事をしたこの1ヶ月は僕の中で学ぶことが非常に大きかったです。

僕が働いている会社は15人程度と人数も少なく、新入社員も3人と接しやすかったこともあり、好な関係を築けることができ、今は新入社員のみんなと仕事がめちゃめちゃやりやすいです。

そして改めて、新入社員だけではなく社員全員のセキュアベースを確立することの大切さを身に染みて感じました。


仕事をする以上、誰もが楽しい会社で働きたいと思うはずです。

楽しい会社、つまり、不安がなくてチャレンジでき、延いては自分が成長できるような環境。

これからの時代は「セキュアベース」が労働の大きなテーマになるのではないかと思っております。

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