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LGBTと共に働くということ

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019

4/28・29の二日間、TOKYO RAINBOW PRIDE 2019のパレードが代々木公園周辺で開催されました。

僕自身実際に参加したことはないのですが、友達のSNSを見る限りでは年々その認知度は高まり参加する人も増えているような感じがします。

テレビタレントの活躍もあり、比較的に認知はされるようになったLGBTですが、まだまだ理解が進んでいるとは言いがたい状況があるような気がします。

そんなLGBTの方々と職場を共にする僕の普段の様子をみなさんにお伝えしたいと思います。



LGBTとの出会い

その前に僕自身がこれまでどのようにLGBTの方と関わってきたのか簡単に説明します。

大学4年生の頃、アメリカから交換留学で来たゲイの友達がいました。
初めてのゲイの友達ということで少し緊張しましたが、非常に仲良くなることができました。

それからシンガポールへ語学留学に行ったのですが、シンガポールでは仲の良い友達の多くがゲイやビアンでそれがきっかけでLGBTに対する抵抗や偏見がなくなりました。


今ではLGBTに対して特に特別な感情はありませんでしたが、やはり初めは無知だったので少し抵抗があったのは事実です。

これも僕が生きた時代はLGBTに対してあまりオープンではなかったという、時代感が少なからず関係しているかもしれません。

普段はそんなに意識することはありませんが、自分はアライ(Ally=LGBTの支援者)です。

LGBTと働くってどんな感じ?

それでは話を戻してLGBTと働くってどんな感じかお知らせしたいと思います。


僕の印象は「LGBTだからと言って何も変わらない」です。

期待外れだったらごめんなさい笑

これが15人のうち10人がゲイという職場で働いている僕の正直な意見です。


もしかしたら慣れすぎて何も感じないだけかもしれませんが、普段仕事をする上ではLGBTとか関係なくみんな自分ができる仕事を一生懸命しているにすぎません。

ただ、時折見せるリアクションが妙に可愛かったり、チャットの文章の中にハートマーク多いなとか思うことはありますが笑

以前オフィスで引っ越しをした時に大丈夫かなー?とちょっと不安に思いましたが、ゲイのみなさん誰よりも力が強かったです笑


とにかく、LGBTだからといって同じ職場にいて困ることはありません。

もしみなさんの職場にLGBTの当事者がいたら変に肩を張らずに自然体で接すれば良いです。これからもっとLGBTに対する理解が深まることを期待しています。


※ストレートとLGBTの二項対立で物事を考えること自体が失礼なのですが、便宜上このような書き方をさせていただいたことをご理解くださいませ。


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