スキップしてメイン コンテンツに移動

テコンドー合宿in韓国~光州~2日目

10月3日~10月7日までのテコンドー合宿2日目です!

2日目はまさに”学び”の1日でした。

光州は韓国民主化運動の中心地であり、政府により弾圧された過去を背負っています。
民衆化運動ではかなりたくさんの死傷者が出ました。

これは学生運動を追悼する慰霊碑です。
韓国の社会の教科書にも載っているそうです。


ここは慰霊碑の隣にある学生独立運動の資料館です。
当時14,5歳の中学生が命をかけて運動を起こしていたのです。
多くの学生が退学、無期停学になり、捕まえられました。

資料館を見学した後はお寺見学!

寒くもなく暑くもなく雲一つない素晴らしい天気でした!
気持ちよかった!!



みんなで説明を聞いています。
それにしてもいい天気。
みんなの後ろ姿も清々しい!!

私たちに説明をしてくれたガイドさん(左)と通訳兼補足説明をしてくれた我らがテコンドー部顧問の李先生(右)
先生の知識や説明がすごすぎて通訳として同行していた別のガイドさんは僕たちと一緒に話を聞いて勉強していました笑

韓国の寺院
韓国は風水を大切にするんです。
お寺などはわりとこの色使いをしています。

そして待ちに待った昼食。
韓国はおかずの品数がめっちゃ多い!!
なくなったらおかわりもできるし、とりあえず太りました泣

そして午後から再び歴史を勉強。

ここは韓国の民主化運動の被害者を慰霊するための国営の施設です。

これは手と手を合わせているイメージで作られた塔です。

これは民主化運動によって亡くなった方々のお墓です。
学生など若者が多く、お墓の裏には親族からのメッセージが書かれています。
私たちは読めませんでしたが、先生いわくその内容は非常につらいそうです。

そしてこの後、私たちはこの敷地内にある施設で民主化運動の様子が納められたビデオを見ました。
そのビデオは暴行を受ける様子や、銃で撃たれた死体など、民主化運動のありのままの姿を映しており、かなり生々しかったです。

私は韓国国内でのこのような運動について知らなかったのでかなりの衝撃を受けました。
ビデオを見てほんとに辛くて涙が止まらなかったけど、この現実を受け止め、現代を生きる私たちが後世へと伝えていかなければならないのだと思いました。

バスに乗って帰ろうとしているときに、息子に支えてもらいながら施設を訪れていたおじいさんの姿を見たときはいたたまれない気持ちになり、涙がこぼれました。

そうやって、辛い悲しい韓国の歴史を勉強をした後は、今後の韓国を背負う全南大学を訪問しました。

校内見学をしましたが、校内が広すぎてバスじゃないと見学できないという、、、
徒歩だったら3時間かかるそうです。。。何それ笑

校内見学の後は全南大学テコンドー部の皆さんと交流会。

和気あいあいと楽しく練習をしました。
ヨプチャギ!!

そして夜はお食事会
様々な方がいらっしゃって緊張しましたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。

たくさん学び、いろんな人と出会い、様々な経験をすることができ私たちはほんとに幸せだと実感する1日でした。
感謝の心を大切にしなければならないと強く実感したすばらしい日でした。

コメント

このブログの人気の投稿

「先生っぽい」とは?

先生っぽい 「先生っぽい」この言葉を言われたことがある人はいるのではないのでしょうか? 僕も先日、外国人の友達に日本語を教えている時に言われました。 僕の場合は日本語の先生なので「っぽい」ではないのですが笑 普段会社で働いていてもこの言葉をかけられることがあると思います。 今回はどうして先生っぽいと思うのかについて考えてみました。 先生っぽい人の特徴は? 第一に「 見た目 」です。 先生と聞くと真面目なイメージがあるので真面目で誠実そうな人を見ると、「先生っぽい」と思う節があるのではないでしょうか。 ただ、見た目で人を判断するのは好きではないのでここはあまり言及しません。 第二に「 説明力 」です。 先生=人の持っている知識を共有する人です。 誰かに何かを伝えるためにはロジカルに順序立てて説明する必要があります。 なので説明を受けて納得出来た時、相手の話が分かりやすかった時に「説明が上手」、つまり先生っぽいと思うのでしょう。 第三に「 聞く力 」です。 先生の仕事は何も勉強を教えるだけではありません。 皆さんも経験があると思いますが、悩んだ時に相談をする相手でもあるのです。 先生に相談した時に自分のモヤモヤがなくなったり、励まされてやる気が出たりしたことがあると思います。 同様に誰かに相談した時に、自分でも気付いていない自分の気持ちを引き出してもらいスッキリした状態になった時に聞いてくれた人に対し先生っぽいと感じるのではないでしょうか。 相手の話を聞きながら解決の方向に持っていく、聞く力。 ある種コーチングにも似た力がある人に先生っぽいと感じると思います。 以上の「見た目」「説明力」「聞く力」この3つの力を持った人に先生っぽさを感じると思います。 私たちの頭の中に潜在的に、先生=いろいろ教えてくれる優れた人という意識があることが原因なのかなと思ったりもします。 「先生っぽい」と言われた人は褒められていると思います。 先生っぽいと言われたからといってがっかりしないでくださいね笑

個性を表すQUILTBAG(キルトバッグ)

QUILTBAGとは QUILT(キルト)という言葉をご存知の方は多いと思います。 裁縫をする時に使う生地ですが、そのキルトを用いて作ったカバンがQUILTBAG(キルトバッグ)です。 しかし、僕が今回みなさんに紹介したいのはカバンではありません。 LGBTにまつわるQUITLBAG(キルトバッグ)という言葉です。 QUILTBAGの世界観 僕は最近LGBTに関する言葉で新しく知った言葉があります。 それが QUITBAG(キルトバッグ) です。 簡単にQUILTBAGの頭文字について説明します。 QU・・・Queer(クィア) と Questioning(クエスチョニング) I・・・Intersex(インターセックス) L・・・Lesbian(レズビアン) T・・・Transgender(トランスジェンダー) と Two-spirit(ツースピリット) B・・・Bisexual(バイセクシュアル) A・・・Asexual(アセクシュアル)と Ally(アライ) G・・・Gay(ゲイ) と Genderqueer(ジェンダークィア) 他にもこれだけでは定義しきれない性が数多く存在しますが、QUITBAGが性の多様性を表す言葉として近年使用されています。もしわからない言葉がある方はご自身で調べていただけると助かります。 TENGAは毎年RAINBOW PRIDE CUPという限定デザインの商品を販売し、利益の一部をLGBTの方のために寄付するという活動をしていますが、今年のRAINBOW PRIDE CUPのデザインはQUILTBAGをモチーフにしています。 https://tenga-group.com/news/1435 ピースの連なりが魅力を生むパッチワークキルトのように、それぞれの個性を楽しみ、繋がることを喜べるというメッセージが込められています。 LGBTを再定義する QUILTBAGの個性を楽しむということにも繋がってくる問題ですが、私たちは未だにLGBTの問題を考える時にストレート(LGBTではない)かLGBTかという二項対立で物事を考えてしまいがちだと思います。 ではあなたの友達を考えてみてください。 同...

LGBTと共に働くということ

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 4/28・29の二日間、TOKYO RAINBOW PRIDE 2019のパレードが代々木公園周辺で開催されました。 https://tokyorainbowpride.com/ 僕自身実際に参加したことはないのですが、友達のSNSを見る限りでは年々その認知度は高まり参加する人も増えているような感じがします。 テレビタレントの活躍もあり、比較的に認知はされるようになったLGBTですが、まだまだ理解が進んでいるとは言いがたい状況があるような気がします。 そんなLGBTの方々と職場を共にする僕の普段の様子をみなさんにお伝えしたいと思います。 LGBTとの出会い その前に僕自身がこれまでどのようにLGBTの方と関わってきたのか簡単に説明します。 大学4年生の頃、アメリカから交換留学で来たゲイの友達がいました。 初めてのゲイの友達ということで少し緊張しましたが、非常に仲良くなることができました。 それからシンガポールへ語学留学に行ったのですが、シンガポールでは仲の良い友達の多くがゲイやビアンでそれがきっかけでLGBTに対する抵抗や偏見がなくなりました。 今ではLGBTに対して特に特別な感情はありませんでしたが、やはり初めは無知だったので少し抵抗があったのは事実です。 これも僕が生きた時代はLGBTに対してあまりオープンではなかったという、時代感が少なからず関係しているかもしれません。 普段はそんなに意識することはありませんが、自分はアライ(Ally=LGBTの支援者)です。 LGBTと働くってどんな感じ? それでは話を戻してLGBTと働くってどんな感じかお知らせしたいと思います。 僕の印象は「 LGBTだからと言って何も変わらない 」です。 期待外れだったらごめんなさい笑 これが15人のうち10人がゲイという職場で働いている僕の正直な意見です。 もしかしたら慣れすぎて何も感じないだけかもしれませんが、普段仕事をする上ではLGBTとか関係なくみんな自分ができる仕事を一生懸命しているにすぎません。 ただ、時折見せるリアクションが妙に可愛かったり、チャットの文章の中に...