今回はポーランドのオシフィエンチムという所にある、誰もがその名前は知っている「アウシュヴィッツ」を紹介します。
ヨーロッパ一周の途中でここに行くことを決めて、アウシュヴィッツを見るためだけにポーランドに行きました。
この強制収容施設では28の民族、150万人以上の人々が殺害されたと言われています。
光の具合で見にくいですが、これは教科書で見たことがありますよね?「ARBEIT MACHT FREI」 「働けば自由になる」 このスローガンが掲げられた門。 どんな思いでこの門をくぐったのでしょうか。 |
よく見ると「B」文字が上下逆さまになっています。これを作らされた収容者のせめてもの抵抗の証という説もあるそうです。
むなしい抵抗、、、
敷地内はこのような感じです。
ポプラの木が整然と並んでおり、悪天候の影響もあり、ものすごく閑散として哀愁が漂っていました。
このように鎖のチェーンが施設を取り囲んでいます。
建物の中には犠牲者のポートレートが並んでいます。
一人ひとりの顔を見ると、何か訴えかけてくるものがあります。
悲しい目をしています。
これは収容者の身につけていた服です。
このほかにも、くつ、歯ブラシ、メガネ、義足まで全てはぎ取られていたそうです。
これは印ごとによってどのような罪かを判別しているそうです。
罪はないのに。。。
収容所のベット。狭いスペースに詰め込まれています。
これは収容者を管轄していた人たちの部屋です。
ヒトラーの写真が飾られています。
この部屋でいったい何人の人の命が奪われたことか。。。
ここは10号棟と11号棟の間です。この壁は「死の壁」と呼ばれ、銃殺に使用されていたそうです。
この献花が心に染みます。
旅は楽しいものです。
しかし、こういった悲しい歴史跡地を直接訪問し、「知る」ことも旅においては重要だと思います。
教科書で見る歴史と自分が直接見る歴史は違います。
日本人は平和ボケしてると思います。
徴兵制があり現在も北朝鮮と「休戦中」の韓国。確実な情報ではないので申し訳ないですが、韓国人は日本人の7倍の年間にアウシュヴィッツを訪問しているそうです。
できるだけ、自分で現地を訪問し、自分なりに感じ、そして「知って」ください。
偉そうにいろいろ言ってますがこれは本当に重要なことだと思うので言わせて頂きました。
何か思うことがあればぜひコメント下さい。
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