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韓国・仁川ー中国・天津 船の旅


こんにちは。piroです。
今回は2012年9月28日の韓国・仁川ー中国・天津の船旅についてレポートします。到着までに25時間かかったなかなかタフな旅でした。

 予算が限られている貧乏旅行という事で今回は船を利用して韓国から中国へ移動する事にしました。予約は全て韓国人の友達に電話で行ってもらい、お金もその友達の口座から引き落としという形にしました。費用は15万ウォンくらいだったので1万円ほどだと思います。便は1週間に3、4便で天津行きのほかにも、中国の海沿いに行く船がいろいろ出ています。その中でも私は天津行きを選びました。理由は北京に一番近くて天津もそこそこ大きい街だからです。

 まずは地下鉄1号線に乗って東仁川駅に行きます。そこから3、17−1、23、24番のバスに乗って「シンフンドンEマート前」で下車し、「第二国際旅客ターミナル」へ行きました。もちろんバス停を探すのも一苦労、下車するタイミングもわからずここは人に聞きまくりました。韓国語少しはできてよかった。



「第二国際旅客ターミナル」の入り口

ここで受付します。事前に予約していたので予約番号を告げてパスポートを提出、それから税金か何かを2万ウォンほど払いました。
それから、出国手続きを済ませいざ乗船。

この船です。わりと大きい船でした。

早速日本語を発見!

「ゆ」!おそらく、この船は以前日本が所有していたのでしょう。船の至る所で日本語が見られました。

ベッドはこんな感じです。狭いです。ライトがついています。

仁川港を出発。

だいたい船の中の看板は韓国語、中国語、英語の3カ国語でした。

船の中には売店があり、お菓子やカップラーメン、飲み物を買う事が出来ます。お金はウォンと中国元どちらも使えます。

もちろんレストランもあります。

この日は満月前だったので月がめちゃくちゃ綺麗でした。

25時間かかってようやく到着。バスで移動します。


入国検査を済ませようやく到着。日本パスポートだと2週間以下の滞在はビザが不要なので楽ですね。韓国人はビザの申請で時間がかかっていました。

 私が中国を訪れた時は日中関係が最も冷えきっていた時なので、不安でいっぱいでした。船内の中国語のニュースでも日本の動向が批判的に報道されていて、怖くてほとんど自分の部屋に閉じこもっていました。2、300人ほどの乗客がいて、そのほとんどが中国人、韓国人が10名前後、日本人は私だけでした。体力的にも精神的にもきつかったですがなかなかいい思い出ができました。ぜひ皆さんも一度試してみて下さいね!!

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