スキップしてメイン コンテンツに移動

卒業しました!

本日2016年3月18日、無事に大学を卒業しました!!


前日までは全く実感も湧きませんでしたが、いざ卒業式に参加すると少し緊張し、これから社会に出るんだなあと不安と期待が入り交じった気持ちになりました。
周りでは同級生やサークルや部活の仲間で集まって門出を祝っている姿を見ると、同じ立場ではありますが、初々しいというか春だなーと思いました。


僕は休学、留学、留年というトリプルスリーを達成してしまったので、人より3年も長くかかってしまいましたが、そこに対しての憂き目というものは一切感じていません。確かに、同年代が早い人は高卒で7年、大卒で3年と社会経験では大きく遅れをとり、他の人の活躍を見て焦ったりすることはありましたし、今でもみんなすごいなあ、と思う事は多いです。だからといって、自分が歩んできた道を否定することはないですし、回り道をした分、他の人よりも多くの景色を見ることができたのかなとも思います。


一時期は自信を失くし、自分の社会経験が少ないことや自分が成し得たことがないことに対し劣等感に苛まれることもありました。しかし、今日の卒業式で学位記を頂き、さらに中高の国語と英語の教員免許も取得し、韓国語、英語、中国語も少しはしゃべれるようになったし、世界中も旅して自分自身を拡げることができたと、今日だけは自分に対して自信を持とうと思います。今日だけは甘い採点を許してください!笑


しかし、今はまだ殆ど分かっていませんが、学校とは全く異なり社会は本当に甘くないと思います。先ほども述べたように正直、社会に出るのが怖いです。これからどんな苦しい思いをするのかと想像しただけでも逃げ出したいです。その一方で、これからは自分の知識や経験を駆使して社会に挑めるというわくわくしている自分もいます。もちろん厳しい世界ですが、絶対に上手くやれる!という根拠のない自信はあります!そもそも自信がなければ卒業してすぐに自営業なんて選びませんが。。決してその自信が己惚れにならぬよう、謙虚に邁進していこうと思います。


もう一度言いますが、僕は大学の学部を7年かけて卒業したことを恥ずかしく思っていません。親に迷惑をかけておいてこういう言い方するのもなんですが、一生残る面白い経歴を残せたかなと思います。嘘ついて大学院やマスターを出たなんて決していいません笑



最後に1つだけ。じいちゃん、ばあちゃん、お父さん、お母さん、ほんで姉貴はちょっとだけ、それから大学で共に学んだ仲間や先輩後輩方、学校外でお会いしたみなさん、地元のみなさん、旅で出会った海外のみなさん、本当にありがとうございました。正直、学歴には興味ないので、途中で大学を辞めることも度々考えました。しかし、今回卒業して、最後までやり切って本当に良かったと思います。清々しいです。何度も同じことの繰り返しになりますが、こんな僕をこれからも宜しくお願いします。


追伸。大分から遥々卒業式に来てくれたお母さんは途中で飽きて、一人でルミネtheよしもとを見に行きました。





コメント

Unknown さんの投稿…
Congratulations!
Piro さんの投稿…
thank you!! see you soon in sg

このブログの人気の投稿

「先生っぽい」とは?

先生っぽい 「先生っぽい」この言葉を言われたことがある人はいるのではないのでしょうか? 僕も先日、外国人の友達に日本語を教えている時に言われました。 僕の場合は日本語の先生なので「っぽい」ではないのですが笑 普段会社で働いていてもこの言葉をかけられることがあると思います。 今回はどうして先生っぽいと思うのかについて考えてみました。 先生っぽい人の特徴は? 第一に「 見た目 」です。 先生と聞くと真面目なイメージがあるので真面目で誠実そうな人を見ると、「先生っぽい」と思う節があるのではないでしょうか。 ただ、見た目で人を判断するのは好きではないのでここはあまり言及しません。 第二に「 説明力 」です。 先生=人の持っている知識を共有する人です。 誰かに何かを伝えるためにはロジカルに順序立てて説明する必要があります。 なので説明を受けて納得出来た時、相手の話が分かりやすかった時に「説明が上手」、つまり先生っぽいと思うのでしょう。 第三に「 聞く力 」です。 先生の仕事は何も勉強を教えるだけではありません。 皆さんも経験があると思いますが、悩んだ時に相談をする相手でもあるのです。 先生に相談した時に自分のモヤモヤがなくなったり、励まされてやる気が出たりしたことがあると思います。 同様に誰かに相談した時に、自分でも気付いていない自分の気持ちを引き出してもらいスッキリした状態になった時に聞いてくれた人に対し先生っぽいと感じるのではないでしょうか。 相手の話を聞きながら解決の方向に持っていく、聞く力。 ある種コーチングにも似た力がある人に先生っぽいと感じると思います。 以上の「見た目」「説明力」「聞く力」この3つの力を持った人に先生っぽさを感じると思います。 私たちの頭の中に潜在的に、先生=いろいろ教えてくれる優れた人という意識があることが原因なのかなと思ったりもします。 「先生っぽい」と言われた人は褒められていると思います。 先生っぽいと言われたからといってがっかりしないでくださいね笑

個性を表すQUILTBAG(キルトバッグ)

QUILTBAGとは QUILT(キルト)という言葉をご存知の方は多いと思います。 裁縫をする時に使う生地ですが、そのキルトを用いて作ったカバンがQUILTBAG(キルトバッグ)です。 しかし、僕が今回みなさんに紹介したいのはカバンではありません。 LGBTにまつわるQUITLBAG(キルトバッグ)という言葉です。 QUILTBAGの世界観 僕は最近LGBTに関する言葉で新しく知った言葉があります。 それが QUITBAG(キルトバッグ) です。 簡単にQUILTBAGの頭文字について説明します。 QU・・・Queer(クィア) と Questioning(クエスチョニング) I・・・Intersex(インターセックス) L・・・Lesbian(レズビアン) T・・・Transgender(トランスジェンダー) と Two-spirit(ツースピリット) B・・・Bisexual(バイセクシュアル) A・・・Asexual(アセクシュアル)と Ally(アライ) G・・・Gay(ゲイ) と Genderqueer(ジェンダークィア) 他にもこれだけでは定義しきれない性が数多く存在しますが、QUITBAGが性の多様性を表す言葉として近年使用されています。もしわからない言葉がある方はご自身で調べていただけると助かります。 TENGAは毎年RAINBOW PRIDE CUPという限定デザインの商品を販売し、利益の一部をLGBTの方のために寄付するという活動をしていますが、今年のRAINBOW PRIDE CUPのデザインはQUILTBAGをモチーフにしています。 https://tenga-group.com/news/1435 ピースの連なりが魅力を生むパッチワークキルトのように、それぞれの個性を楽しみ、繋がることを喜べるというメッセージが込められています。 LGBTを再定義する QUILTBAGの個性を楽しむということにも繋がってくる問題ですが、私たちは未だにLGBTの問題を考える時にストレート(LGBTではない)かLGBTかという二項対立で物事を考えてしまいがちだと思います。 ではあなたの友達を考えてみてください。 同...

LGBTと共に働くということ

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 4/28・29の二日間、TOKYO RAINBOW PRIDE 2019のパレードが代々木公園周辺で開催されました。 https://tokyorainbowpride.com/ 僕自身実際に参加したことはないのですが、友達のSNSを見る限りでは年々その認知度は高まり参加する人も増えているような感じがします。 テレビタレントの活躍もあり、比較的に認知はされるようになったLGBTですが、まだまだ理解が進んでいるとは言いがたい状況があるような気がします。 そんなLGBTの方々と職場を共にする僕の普段の様子をみなさんにお伝えしたいと思います。 LGBTとの出会い その前に僕自身がこれまでどのようにLGBTの方と関わってきたのか簡単に説明します。 大学4年生の頃、アメリカから交換留学で来たゲイの友達がいました。 初めてのゲイの友達ということで少し緊張しましたが、非常に仲良くなることができました。 それからシンガポールへ語学留学に行ったのですが、シンガポールでは仲の良い友達の多くがゲイやビアンでそれがきっかけでLGBTに対する抵抗や偏見がなくなりました。 今ではLGBTに対して特に特別な感情はありませんでしたが、やはり初めは無知だったので少し抵抗があったのは事実です。 これも僕が生きた時代はLGBTに対してあまりオープンではなかったという、時代感が少なからず関係しているかもしれません。 普段はそんなに意識することはありませんが、自分はアライ(Ally=LGBTの支援者)です。 LGBTと働くってどんな感じ? それでは話を戻してLGBTと働くってどんな感じかお知らせしたいと思います。 僕の印象は「 LGBTだからと言って何も変わらない 」です。 期待外れだったらごめんなさい笑 これが15人のうち10人がゲイという職場で働いている僕の正直な意見です。 もしかしたら慣れすぎて何も感じないだけかもしれませんが、普段仕事をする上ではLGBTとか関係なくみんな自分ができる仕事を一生懸命しているにすぎません。 ただ、時折見せるリアクションが妙に可愛かったり、チャットの文章の中に...