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熊野古道馬越峠

今日は今回の旅の目的地、熊野古道に行ってきました。


一口に熊野古道と言っても、その道は長くいろんなコースがあります。
そんな中でも今回は1番人気の馬越峠(まごせとうげ)に行きました。

朝6時に伊勢市駅を出発し、目的地の相賀駅に着いたのは9時前。
駅から歩くこと30分馬越峠の入り口に着きました。


道はずっと石畳の道が続きます。

中には水が流れている箇所がたくさんあり、コケも生えて滑るため注意が必要です。


しかもかなり勾配が急なところがあり、体力的にもきついです。

馬越峠を登り始めて1時間ほどで天狗倉山に着きました。
今回登った中で一番高いところです。
その景色がこちら!


カメラではそんなに伝わりませんが、肉眼で見ると苦労も相まって感動しました!!

ここで30分ほど写真撮影を兼ねて休憩し来た時とは反対側に下山。
登るのは確かにキツイですがそれ以上に下りがきつかったです。
ペース的には登りよりも早いんですが、膝に負担がかかってガクガク震えました。

頑張って降りていくと途中ちょっと道を外れたところに滝がありました。

なかなか癒されます。


そして程なく下山終了。
馬越峠を完歩しました!

しかし、本当の地獄はここから...
予定より1時間ほど早く下山できたのですが、電車の本数が極めて少ない。
残り15分で尾鷲駅までの1キロを歩かなければ、次の電車は元々乗る予定だった1時間後の電車。


ということで最後の力を振り絞って何とか間に合いました!
熊野古道は歴史も感じながら自然に癒される良いところでした!
わざわざ来た甲斐がありました。
しかし、電車での移動はちょっと不便ですね。

そして今は5時間以上かけて姉貴夫婦がいる和歌山へと向かってます。
今日の総移動時間は9時間くらい。。
今は和歌山まであと30分のところまで来ました。
今夜のビールは格別だと思います!!

最後に歩きながらことを。
今日この峠を歩いている間も引っ切り無しに鳴り続ける地震速報。
実家が熊本の隣の大分県にあること。沢山の友達が熊本、九州にいること。
そのせいで不安が止むことがありません。
怖いです。
実際に被災された方、揺れを感じながら生活している人は僕の比じゃないくらい不安だと思います。しかし、現地にいなくて家族や現地を憂うのもまた辛いものがあります。


僕たち人間は進歩していますし、これからも進歩を続けるでしょう。
しかし、頭に留めておかなければならないこと。
自然を敬うということ。
今回熊野古道を歩いて自然の素晴らしさを感じました。
今回地震のニュースを聞いて自然の恐ろしさを感じました。

自然は美しくも、畏れ多いものです。
僕たちの想像を凌駕するほどのエネルギーを有しています。

これからますます便利な社会になるでしょう。
しかし自然への調和を常に考えなければなりません。

さもなければ自然は恐ろしいほどの力で人間を戒めようとします。


僕たちは自然に生かされてる。
これだけは忘れずに生きようと今回の旅で心に決めました。





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