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働くとは

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?

私は前のバイト先の店長が新しいお店に異動して人がいないからどうしても手伝って欲しいと言われ、昨日約100日ぶりにアルバイトをしました。


行くのは正直悩みましたが、次の2つの理由から行くことにしました。

1つは毎日メリハリのない生活をしているのでリフレッシュを兼ねて久しぶりに働いてみること。

もう1つは改めて雇われとして働くという意味を考えてみる機会にすることです。


僕がずっと働いてたのは飲食業で体力的にはきついですが、それなりに学ぶことがあり、楽しいと思っていました。


しかし個人事業の準備を始め、アルバイトを辞めて3ヶ月たった僕の考えには大きな変化が起きていました。


まず実際に働いて思ったことは、拘束時間が長い。朝から夜まで働いたら半日を超える時間を職場で過ごさなければならず、休憩時間もろくに取れず自分の時間が全く持てないです。


次に体力的に半端なくきつい。ずっと立ちっぱなし動きっぱなしで過ごすわけなので本当にきついです。飲食店は一般にはサービス業と言われますが体力的にも本当にきつく、その上に最高のサービスを求められるので大変なんてもんじゃありません。


最後に考える時間がない。僕は以前はどうしたらお店が良くなるか真剣に考えてたんで良かったんですが、今は正直お店の事なんてどうでもいいんです。もっといろんなことに考えを張り巡らせたいんですけど、常に動かないといけないので考える余裕がないんです。


更に嫌に拍車をかけたのはバイトの年功序列。長い人が偉いのシステム。それに、体力的にきついと言ったら、まだ若いのに何言ってるんだという周囲の言葉。こんだけ働いても給料が安いという現実。


さすが新卒の3年以内の離職率が50%を
超えるサービス業。


本当に好きな人じゃないとできない仕事だと思いました。


今回働いて特に思ったのは、こんだけきつい思いしなくても、自分の使える頭があるなら自分でお仕事始めたらいいやん、ということです。


みんな思考停止して、おれにはここしかない、この仕事しかないと思ってるかもしれませんが、もっといろいろな可能性があるのに。


たった3ヶ月前まで楽しく働いていたのに、こんなに心境の変化が現れたことに本当にびっくりしました。


でもそれだけ今は個人事業を本当にやりたいと思っているんだと思います。


今回は仕事について考えるいい機会になりました。


脱ニートはしませんのでご安心を!

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