スキップしてメイン コンテンツに移動

これからの価値



最近は欠かさずストレッチをしていたら、以前の腰の痛みが無くなって快適に暮らせています。
日本でヨガが流行っていますが、ここ台湾でも最近ヨガは人気が高いそうです。


それはさて置き、最近衝撃を受けたのは、SHINeeのメンバーが自殺した事件。日本でもニュースとして取り上げられています。
僕は6年前くらいから韓国語の勉強を始めて、その頃からSHINeeのことは勿論知っていましたし、何より僕と歳が同じなのでショックはその分かなり大きかったです。最初は全くニュースを信じられませんでした。


誰もが憧れる輝かしい世界でトップスターとして活躍していながらもこのような事になってしまうなんて僕みたいな一般人には全くわかりませんが、相当なプレッシャーやストレスがあったのでしょう。ご冥福をお祈りします。


僕の話になりますが、僕は日本で働いていた頃、少しでも多く働いてお金を稼ぎたいという思いが強かったです。同年代にも負けたくないですし、ちょっとでもいい思いをしたいというのが強かったです。その結果、毎日仕事で疲れてストレスで、自分で選んだ道なのに時間がないと文句を言い、完全に悪循環でした。


台湾に来て言葉すらろくに喋れない状態から始まり、仕事なんかとても探せる状態ではありませんでした。日本で貯めたお金を切り崩す生活に始めはストレスを覚えました。
しかし、今は一人暮らしも始め仕事も1つは見つけられて、自分の時間も多いですし能動的に行動できるのでほとんどストレスを感じません。
おそらく2万5千元(約10万円)あれば、贅沢は出来ませんが毎月の生活費は賄えるので今はそれを目標に頑張ろうと思っています。

月10万円と聞くと少ないと思うでしょうが、それで生きていけるので十分なのです。
台湾に来て気付きました、

周囲に負けたくない、良い生活がしたい。
この無駄な競争意識は本当に疲れます。

もちろんその思いで頑張ることは悪くないですし、人によってはそれが幸せという人もいるかもしれないのでそういう人は構いませんが、その競争に勝ってじゃあどうするのっていう話です。

今は安い近所の屋台でご飯を買って帰ることが多いですが、その時に話をしたりするのがすごく楽しいです。

現在は世の中がお金が中心に回っている社会かもしれません。
しかし、最近盛り上がっているビットコインや今後もこれまでにない新たな世の中の価値という物が次々と出てくると思います。つまりお金の重要さ、価値というものは取って代わられる時が来るはずです。その時にまだお金に捉われた生き方をしないで良いように常に自らが求める価値と対話しておく必要があると思います。
重要と考えていた物が簡単に取って代わられる時代だからこそ、普遍なもの。自分自身という唯一取って代わられないものを大切にする時が来ているのではないでしょうか。

あなたにとって価値があるものとは何ですか。

コメント

このブログの人気の投稿

「先生っぽい」とは?

先生っぽい 「先生っぽい」この言葉を言われたことがある人はいるのではないのでしょうか? 僕も先日、外国人の友達に日本語を教えている時に言われました。 僕の場合は日本語の先生なので「っぽい」ではないのですが笑 普段会社で働いていてもこの言葉をかけられることがあると思います。 今回はどうして先生っぽいと思うのかについて考えてみました。 先生っぽい人の特徴は? 第一に「 見た目 」です。 先生と聞くと真面目なイメージがあるので真面目で誠実そうな人を見ると、「先生っぽい」と思う節があるのではないでしょうか。 ただ、見た目で人を判断するのは好きではないのでここはあまり言及しません。 第二に「 説明力 」です。 先生=人の持っている知識を共有する人です。 誰かに何かを伝えるためにはロジカルに順序立てて説明する必要があります。 なので説明を受けて納得出来た時、相手の話が分かりやすかった時に「説明が上手」、つまり先生っぽいと思うのでしょう。 第三に「 聞く力 」です。 先生の仕事は何も勉強を教えるだけではありません。 皆さんも経験があると思いますが、悩んだ時に相談をする相手でもあるのです。 先生に相談した時に自分のモヤモヤがなくなったり、励まされてやる気が出たりしたことがあると思います。 同様に誰かに相談した時に、自分でも気付いていない自分の気持ちを引き出してもらいスッキリした状態になった時に聞いてくれた人に対し先生っぽいと感じるのではないでしょうか。 相手の話を聞きながら解決の方向に持っていく、聞く力。 ある種コーチングにも似た力がある人に先生っぽいと感じると思います。 以上の「見た目」「説明力」「聞く力」この3つの力を持った人に先生っぽさを感じると思います。 私たちの頭の中に潜在的に、先生=いろいろ教えてくれる優れた人という意識があることが原因なのかなと思ったりもします。 「先生っぽい」と言われた人は褒められていると思います。 先生っぽいと言われたからといってがっかりしないでくださいね笑

LGBTと共に働くということ

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 4/28・29の二日間、TOKYO RAINBOW PRIDE 2019のパレードが代々木公園周辺で開催されました。 https://tokyorainbowpride.com/ 僕自身実際に参加したことはないのですが、友達のSNSを見る限りでは年々その認知度は高まり参加する人も増えているような感じがします。 テレビタレントの活躍もあり、比較的に認知はされるようになったLGBTですが、まだまだ理解が進んでいるとは言いがたい状況があるような気がします。 そんなLGBTの方々と職場を共にする僕の普段の様子をみなさんにお伝えしたいと思います。 LGBTとの出会い その前に僕自身がこれまでどのようにLGBTの方と関わってきたのか簡単に説明します。 大学4年生の頃、アメリカから交換留学で来たゲイの友達がいました。 初めてのゲイの友達ということで少し緊張しましたが、非常に仲良くなることができました。 それからシンガポールへ語学留学に行ったのですが、シンガポールでは仲の良い友達の多くがゲイやビアンでそれがきっかけでLGBTに対する抵抗や偏見がなくなりました。 今ではLGBTに対して特に特別な感情はありませんでしたが、やはり初めは無知だったので少し抵抗があったのは事実です。 これも僕が生きた時代はLGBTに対してあまりオープンではなかったという、時代感が少なからず関係しているかもしれません。 普段はそんなに意識することはありませんが、自分はアライ(Ally=LGBTの支援者)です。 LGBTと働くってどんな感じ? それでは話を戻してLGBTと働くってどんな感じかお知らせしたいと思います。 僕の印象は「 LGBTだからと言って何も変わらない 」です。 期待外れだったらごめんなさい笑 これが15人のうち10人がゲイという職場で働いている僕の正直な意見です。 もしかしたら慣れすぎて何も感じないだけかもしれませんが、普段仕事をする上ではLGBTとか関係なくみんな自分ができる仕事を一生懸命しているにすぎません。 ただ、時折見せるリアクションが妙に可愛かったり、チャットの文章の中に...

ルーマニア、日本人女学生殺人事件を考える。

最近、ニュースではルーマニア日本人女性殺人事件が大きく取り上げられています。 ニュースの詳細は以下のURLから確認してください。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120821-00000584-yom-soci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120821-00000004-jct-soci 私はこのニュースを見て驚きました。 なぜなら、私は2年前にヨーロッパ一周をしたときにルーマニアの首都ブカレストを訪れていたからです。 まずはブカレストの街を紹介したいと思います。 私はハンガリーのブダペストから鉄道でルーマニアのブカレストに行きました。 街に出て驚きました。  西ヨーロッパや中央ヨーロッパの国々と比べて東ヨーロッパは街の風景が殺伐としていました。次に訪れたブルガリアでも同じことを感じました。  建物もヨーロッパらしい雰囲気はあるもののどこかものさびしさが漂っています。  これは旧共産党本部です。ルーマニアでは1989年12月に一般市民の虐殺が行われ、故チャウシェスク大統領はこの建物の屋上からヘリコプターで逃亡したそうです。  これはルーマニア国立歴史博物館です。古代ダキア人の宝飾品や中世から近代に書けての民族衣装や宝石が展示されているそうです。  これは街中にある川と住宅ですが、非常に殺伐としていて活気があまりありません。  これは国民の館と呼ばれている建物です。故チャウシェスク大統領が日本円にして約1500億円を投じて造らせた未完の宮殿。地上8階、地下5階、地下最下層は核シェルターになっていて、部屋数は3107にものぼる。世界の官庁、宮殿などの建物の中では、アメリカのペンタゴンに次ぐ規模の大きさです。宮殿を支える大柱は白、赤、黒、ピンク、ベージュ色の大理石で、ルーマニア全土から集められたそうです。  この「国民の」という名ばかりのチャウシェスクの私欲を満たすためだけの建物のために、国民は飢餓を強いられていたのです。この事実を知ってから見た宮殿はとても切なかったです。  ルーマニアの建物は全体的に色味が抑えられていて、造りもどこか古風...