僕はお笑いが好きなので色々ネットで番組を観たりするのですが、たまたま観た番組に僕が一度だけお会いしたことがある方が出演されていました。
その番組は一般人のつまらない話に芸人がツッコんで面白く出来たら成功!
という内容の番組なのですが、その方はつまらない話をする人として出演されていました。
しかし、実際はSNSでもわかりやすくて読みやすい文章で書いていますし、本も執筆されてて、様々なイベントに登壇されている方なので口下手でも何でもありません。
その方がテレビでは歯切れの悪い中途半端なトークをして、芸人から悪口まがいのツッコミをされていたので何となく気分が悪かったです。
別に演出の一種だと思いますし、つまらない話があってからの芸人さんの面白い返しがあって初めて笑いが生まれるのでそれはいいのですが、いろいろ行動して活躍されていて、尊敬している知り合いが馬鹿にされたような形だったので僕としては面白くなかったです。
もちろん本人の了承や、演出としていろいろあったと思うので、それ以上は特に何も思いませんでしたが、メディアというものがどうやって形成されているのかというものを再確認しました。
難しいですね。童貞いじりが昨今厳しくなったという報道を聞いて、それくらいいいやんと思ったりもしましたが、今回の件も同じで観ている誰かが不快になっているかもしれません。
日頃感じている不満や摩擦を笑いに変えているのは重々承知ですが、その笑いの裏で本当に苦しんでいる人がいるかもれないということも決して忘れてはいけないと思います。
年末の黒塗りではないですが、何かを表現するために自由は必要だと思いますが、どこかで悲しく思う人たちがいて、そこのバランスというか表現をどうすべきか。
悩ましいです。
もしかしたらお笑いの原点に帰ったら何か見つかるのかも。。
ちょっと考えて行きたいテーマです。
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