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お金という価値観


最近、コインチェックから仮想通貨が流出した事件が話題となっていますが、そのテレビCMに出演していた出川さんも批判に晒されているそうです。
こういう新しい業界はギャラも良いみたいですが、このような事件が起こる可能性も高くまさに「ハイリスクハイリターン」だそうです。
タレントにとってイメージは大切とされているので。

批判といえば賛否分かれる小室哲哉さんの報道。
小室さんの行動自体にも賛否が分かれますし、それを報道した文春にも賛否の声が寄せられています。文春は近年、不倫騒動など芸能人のプライベートな話題を報道していますが、ではなぜ彼らはこのような報道を行うのでしょうか?

答えは明確ですね。お金儲けです。
文春も発行部数やネットの記事の閲覧者数を伸ばすため、要は利益を上げるために市民の関心が高く集まる芸能記事に力を注いると思います。コインチェックの件も、セキュリティーは懸念されていましたが、それでも資産を増やそうと人々は投資をしました。そして今回の件が発生し、様々なメディアはその怒りの声を報道することで違うところで利益を生んでいるという構図。出川さんの気持ちはわかりませんが、そこにもお金というものが関わったのは事実だと思います。


こういう事件を俯瞰しているとつくづく思います。我々は本当にお金に取り憑かれているなーと。そしてこうも思います。このお金という価値観から人々が解放された時にどんな面白いことが起こるんだろう、と。

以前話しましたが、僕が日本でアルバイトをしていた頃、いくら稼ぐかそれがバイトでありながらもステータスであり、僕の生きる理由の多くを占めていました。

しかし、台湾に来て時給が安いながらも自分が我慢しない程度に生きられればいいと思って働くとまあ、気が楽ですし、純粋に仕事が楽しめます。もちろんそれでも基準はお金ですし、ある程度ないと困るのですが。

それでもお金に縛られない生き方をするのは良いものです。

世の中常に変化するものです。
今後いつかは変わっていくとは思いますが、自分がお金以外の価値観を見出し、それを周りに伝えて少しずつでも人々の価値観が変わっていたらすごく面白いと思います。

政治家でもネット住民でも批判なんて誰でもいくらでもできます。
大切なのは批判のその向こうにある価値を提唱し見出すこと。

とても小さいことでもそうやって新たな価値を見出し、誰かを変えることができたら素晴らしいことだと思います。
なんかそういう使命が僕にはあるような気がして笑
ジャーナリストになりたいと思っているのも人に何かを届けたいからであるわけで。

とりあえず口であーやこーや言うよりも自分で行動しないと。っていうことですね。
東京でバイトしていた頃には見えなかった価値観、楽しみとでも言い換えましょうか、そういう楽しみが今の僕には満ち溢れているのです。

新たな価値を生み出せる、見出せるよう今のうちに 色んなものに触れておかねばと改めて思いした。

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