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レースクイーンという時代錯誤の職業?


ご存知の方も多いと思いますが、今季からF1で「レースクイーン」が廃止されることが決定し賛否両論を呼んでいます。

記事↓
レースクイーン、今季から廃止

まず個人的な意見から言わせてもらうと、そもそもレースクイーンの役割がよくわからないし、特に必要もないから良いんじゃない、と思っています。
同様に格闘技のラウンドガールやモーターショーのキャンペンガールなども別にいらないと思います、なぜならそのイベント自体に何も関係ないから。

中にはそれがなくちゃ始まらんだろ!とか言う人がいるかもしれません。
早くキャバクラでも行ってください。

別に僕はそういう仕事をしている人が悪いとか言っている訳ではありません。そういう人がいればイベントが華やかになるかもしれないし、イベント自体に興味がない人たちの目も引けるかもしれません。顔が可愛いとかスタイルが良いとかは、武器だと思います。その武器を存分に活用することには何の異論もありません。

しかし、僕の考えでは本来の趣旨とは異なるところに現れる”そういった人々”が何か必要のない無駄に付随している人にしか見えないのです。

野球の攻守交代時に踊るおねえさんたちもそうですね。ただ一生懸命踊りを披露するのならまだ構わないのですが、無駄ににセクシーな格好してたいしたこともない踊りを年間何十回もするのに何の意味があるのかな?と思っちゃいます。

それなら、アイドルでも、モデルでも、タレントでも、ダイレクトに自分をアピールできる場で勝負すれば良いのに。

そんな簡単に仕事ができる世界じゃない?そんな当たり前なことを言っている人は一生その世界では通用しないし早く諦めて違う道を探すに越したことはないんじゃないですかね。

もちろん、アイドルとかじゃなくてレースクイーンが好き!と言う人もいるかもしれません。レースクイーンに憧れていたとか。どうなんですかね。でも、たぶんそういう人たちはおそらく目立つのが好きなので他の人前に立てる仕事探したらどうなんですかね?そもそもそういう仕事に憧れていた自分がちょっと古かったと思っていただくか、どうしてもしたかったら世界中のどこかを探せばどこかにはあると思います。本当にしたいのならば。


この問題の根源でもある””というものは何とも曖昧なもので、男女ともに良い方向に利用できることも当然あるし、それがゆえに大きな失敗の原因となりうることもあります。

男女の違いも然り、性に対する考え方は本当に多種多様で何が正解、何が間違いと簡単に言えない時代にあると思います。

ただ性がある前に一人の人間である訳で、自ら主体性を持って、誇りをもってやるのであればどんな職業に就いたって構わないと思います。レースクイーンをやっている人の中にも誇りを持っていて、廃止に対して意義を声を大きくして唱える人がいるかもしれません。それは良いと思います。

ただ、分かって欲しいのがそういう職業がだめだと言いたいのではなくて、そういう職業を強いられていたり、軽蔑されていた事実もある訳でそういう人たちを救うといったら大げさかもしれませんが、地位を向上するために選んだ選択であって否定するための選択ではないと思います。

誇りに思うのであれば声を大にして叫んで良いと思います。
こういう問題はデリケートで言いづらいこともあるかもしれませんが、思ったことははっきり言うべきです。

そして最後に改めて私の意見を言うと、セクシーな女性の格好は見たい人がお金を払ってみれば良いし、元々の趣旨とは違う場面にそういった人たちは必要ないと思うので、今後そういう職業がしたいならそういう場に行ってして欲しいです。日本に限らずですけど、女性であることだけを売りにしている人は魅力もないし、面白くもないのであまり公共の場に出てきてほしくないですかね。個人的に。

いろんな考えがあると思いますが、これをきっかけに自分はどうなのか考えると良いかもしれませんね。

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