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完璧にこだわるな

愛するソフトバンクホークスが広島カープを下し日本シリーズを優勝しました!!!


10月に日本に一時帰国した際にクライマックスシリーズ(CS)の西武ライオンズ戦を観に行ったので親近感もあり喜びもひとしお。

けど、なんか引っ掛かる。
世間でも議論も起きてますが、


「リーグ優勝してないのに、日本一ってどうなの?」
っていう問題。


もちろん僕も、リーグ戦も優勝して日本シリーズも優勝する所謂「完全優勝」してくれるに越したことはありません。それが一番すっきりして気持ちいいです。


ただ、リーグ3位でもクライマックスシリーズを勝ち上がって日本シリーズで優勝すればそれはルールの上ではれっきとしたら優勝です。


しかし、日本人は良い意味でも、悪い意味でも筋が通っていないのが嫌なのかもしれません。

優勝=1位であり、リーグで2位が日本一という矛盾が、ルールでは認められていても日本人には何か腑に落ちない感情を抱かせるのかもしれません。


ただ僕たちが認めないといけないのはルール上ではそれが認められているということです。

僕らがそれは美しくないと美意識を唱えてもルールで認められている以上は正しいのです。このように日本人は自分たちの感覚で議論をしてしまうが故に後塵を拝する嫌いがあるのではないかなと思います。


アメリカはプラットホーム、ルール作りに長けていて自分たちに都合のいいように先にルールを作るのでそれに対してあーだこーだ言う日本人は遅れをとってしまうのです。


もちろんルールがおかしいなら異論を唱え、ルールを変更さえることも大切です。しかしそれを叶えるのは容易ではありません。

だったら、そのルールの特徴を活かし、その中でどう上手く生き抜くか、どう戦うかを考えた方が建設的だなと思います。

結果や現状に文句を言うことは誰にでもできます。


ただ、
「ルールがある以上、そのルール特徴を活かしてその中で戦う」
と言う狡猾さを日本人はもっと学ぶべきだと思うし、美意識は保ちながらも、上手く活用すると言う術を学ぶことが今後日本が国際社会で生き抜くために必要な能力の一つではないのかなと思います。


ホークス来年も優勝してください!!


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