生徒からの嬉しい言葉
以前の学校で日本語を教えていた生徒から、「先生はいろんな話題についていくことができて知識が豊富だと思います。」
という本当に嬉しいお褒めの言葉をいただきました。
実を言いますと僕は大学生のころ「フォトジャーナリストになりたい」と思っていて、色々ニュースをチェックしたり調べ物をして知識を必死に増やそうという時期がありました。
そういう積み重ねが日本語教師としても知識が豊富と生徒に褒められる礎になったのかなと思います。もともと好奇心旺盛で色々知りたい!と思う性格ではあるのですが。
で、ふと思ったのは自分のフォトジャーナリストになりたいという夢はどこに行ってしまったのだろうということです。
夢はフォトジャーナリスト
大学生の頃、私は夏休みや春休みなど長期休暇の度に旅行に出かけていました。友達とリゾート地に行くような旅行とは違い、1人で色々な地を巡る旅、いわゆるバックパッカーをしていました。
バックパッカーをしていた頃の私(左)
カメラを片手に世界35ヶ国ほどを周りましたが、旅をして様々な経験をしたり景色を見たりしているうちに、「自分が見たものや感じたことを伝えたい」と自然に思うようになりました。
その頃ちょうど安田菜津紀さんというフォトジャーナリストに憧れていて人にフォーカスした写真を撮りたいと思っていました。
そうして度ブログとしてこのブログを開設し、旅行記や自分が旅行中に感じたことを書き始めました。
もし興味がある方がございましたら、旅というタグを検索くださいませ。
フォトジャーナリストの夢はどこに?
そうして何年かブログを書いていましたが、なかなか「フォトジャーナリスト」になるための行動ができないでいました。安田さんの展示会に参加して直接お話をさせていただいたり、アシスタントを募集しているジャーナリストの方にメールを送ったりなどはしていましたが、フォトジャーナリストとしての活動はできないでいました。
そうこうするうちに大学を卒業して、自分で働いてお金を稼がなければならない状況となりました。その時に僕の中ではフォトジャーナリストという夢がゆっくりと閉ざされて行ったと今振り返るとそう思います。
その原因としては大きく2点。
- フォトジャーナリストという仕事にリスペクトを欠き、なめていたこと。
- 僕がフォトジャーナリストになりたいという気持ちが本物ではなかったということ。
もし当時の自分に忠告するならこの2つを教えてあげたいです。
辛辣な言葉ではありますが、いかに自分が甘かったのかということを伝えてあげたいです。
2014年に起きた新宿焼身自殺事件の現場を撮影し雑誌に乗りました。
夢に対する今の想い
当然ですが、今でもフォトジャーナリストは本当し素晴らしい職業だと思います。しかし、今の自分がチャレンジするかと考えたら現在は当時とは少し違う答えになりそうです。今の僕の目標は一番は自分が楽しく過ごし、自分自身をメディアにすることです。
僕が楽しく生活をする中で思ったこと、考えたこと、もしあればアドバイスできることなど日常生活の中での情報発信をして、もし1人でも役に立ったと思う人が入れくれたら嬉しいと思っています。
ただこのような情報発信をする喜びはジャーナリストになりたい、と思っていた頃に培ったものでございます。
今はとにかく自己実現のために自分自身が楽しく生きるということを目標にしていますが、もしだんだんと目標が達成でき、もっといろんな国のたくさんの人と関わりたいというようなことがあれば、どういう形になるかはわかりませんがたくさんの国の人と携わり情報発信をしていけたらと思います。
そういう意味ではまだ、フォトジャーナリストという夢は完全になくなった訳ではないですし、当時思い描いた形とは別の形で様々な情報を発信できればいいなという風に思っています。
夢を諦めることが悪いことだとは思いません。
人間日々変化するものだし、成長するのでどんどん夢も変化すると思います。
ただし、夢を諦め何事にもチャレンジできなくなる状態こそ悪だと思います。
多かれ少なかれ人間は挑戦しては挫折を繰り返すと思います。
挫折した時に決して腐らないこと。
常に新たな目標を持って人生を楽しく生きること。
そうすれば自分の人生を豊かにできるのではないでしょうか。
自戒を込めて。
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